レノボ(Lenovo)ノートPC最新モデル ThinkPad X1 Yoga検証

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レノボ(Lenovo)のプロフェッショナル向け14型マルチモードノートブック最新モデルのThinkPad X1 Yoga(シンクパッドX1ヨガ)を検証いたします。先日、同じくThinkPad X1のCarbon(カーボン)というモデルを記事にいたしましたが、同じX1、何が同じで何が違うのか、そのあたりに迫ってみたいと思います。ちなみにどちらもX1ですので外箱は全く同じです。
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まず X1 Yogaの一番の特長から。Yogaはその名前にあるように柔軟なボディを活かして大きく4つのスタイルに変化するのが最大の特長です。一見普通のノートブックですが、大きくそのスタイルを変えます。これは通常のラップトップ。
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ディスプレイとキーボードをぐるっと360度開くとタブレットに変身します。
これがYogaの一番の大きな特長。2つ目のスタイルですね。
タブレットということはスマホと同じく指先のタッチだけでピポパの操作が可能となります。
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こちらが3つめのテントスタイル。タッチ操作やこのままの状態でテレビと同じく動画を見たり。
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そして最後がスタンドタイプ。テントと逆の状態で特別大きな違いはありません。
このあたりはご自身のスタイルにあわせてお使いいただけます。
キーボードを使って角度を自由に調整して立てられますので非常に使い勝手が良いです。
私が使用した感触ではテントよりもこちらのスタンドタイプのほうがしっくりきました。
レノボ ThinkPad X1 Yoga
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タブレットモードにするとディスプレイの縦横もスムーズに切り替わります。
これはほとんどのスマホと同様に本体を縦にすると縦画面に。それと同じです。
縦だと電子書籍を読むのに見やすいですね。
みなさんスマホには慣れていると思いますので、使用する上で何ら問題はないかと思います。
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タッチしてみました。四角いブルーは指でなぞった箇所です。10点マルチタッチパネルなのでとても反応が良いです。ディスプレイは、フレームとフラットになっていて光沢のあるOLED(有機EL)液晶のため非常にきれいです。
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さてキーボードについてですが、タブレットとして使う時にうっかり押してしまって誤作動はないのかと心配になりませんか?私もいろいろいじっくてる時にすごく気になったことです。
それについては実は全く問題なく、写真を載せました。
キーボードのキーが全てフラットになっているのがお分かりいただけるかと思います。
これについてはノートブックを閉じた状態からどんどんどんどん開いていくとわかるのですが、
徐々に凸がなくなっていきます。つまり開けば開くほどキーが凹む仕様に。
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ここまで凹むと押したくても押せません。完全にキーボードがロックされるしくみとなっています。
タブレットとして使うには当然と言えば当然ですが、でも非常に評価できるポイントだと思います。
仮にキーが出たままでも操作がロックされるのであればそれはそれで問題はありませんが、
ただ使う側の気持ちになれば、キーが完全に消えてくれたほうが何となく安心して使えますよね。
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なお、キーボードは X1Carbonと同様にバックライトが使えます。
明るすぎず程よい光を放ちます。見た感じも落ち着いた雰囲気できれいですね。
バックライトはX1 Carbonの記事にも写真を載せてます。同じですのでよろしければそちらもご参照ください。
レノボ(Lenovo)ノートPC最新モデル ThinkPad X1 Carbon検証②
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Yoga
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次に基本スペックです。一部カスタマイズ可能ですが、X1 Carbonとほぼ同じです。

基本スペック
OS:Windows 10 Home 64bit
プロセッサー:インテル Core i7-6500U
メモリー:8GB
ハード・ディスク・ドライブ:256GB

この性能であば十分軽快に動いてくれます。私が普段使っているLenovoA740もこれとほぼ同じスペックですがサクサク動いてくれます。特段大きな問題なし。あと必要であれば可能な箇所はカスタマイズしてオーダーすれば十分満足のいくマシンに仕上がると思います。
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次に外部接続端子について。こちらもX1 Carbonとほぼ同じです。
USBポート、Lenovo OneLink+、miniDisplayPort、電源コネクタとなります。
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カードスロットは側面ではなく背面にあります。
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USBポート×2、HDMIポート、イヤホンジャック。
この他電源ボタンと音量調節がサイドに付いていて、この点についてはX1 Carbonと異なります。
Carbonは側面にはありません。その他、指紋センサーあり。
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本体と付属のACアダプター、外付けLANポートになります。
今は無線で接続するのが主流となっていますので、LANポートを使わない人も多いですよね。
特にシンクパッドを検討されている方は、外出先やビジネスで使う方がほとんどだと思います。
必要な方はLANポートをシンクパッドに接続すれば有線LANで接続が可能となります。家でどっしり構えて使う方のであれば、私のように超大画面のA740がオススメ。最高峰のディスプレイが自慢。
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スペックや外部接続等、YogaとCarbonはほとんど変わりありません。
なので選ぶ基準としては、「使用スタイル」が一番の大きな決め手になってくるかと思います。
つまりタブレットとして使うのかどうか。
私の場合、スマホやタブレットはあまり好きではないため、どちらを選ぶかと言えばX1 Carbonです。
完全なPC派なので。この点はみなさん人それぞれ。使う使わない、好き嫌いなどいろいろありますよね。
これから年末年始に突入し、故郷への帰省や旅行に行かれる方も多いかと思います。
ここでX1の出番です。是非参考にしていただければと思います。
レノボ ThinkPad X1 Yoga
ThinkPadシリーズ
Lenovo

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